ムーミン

今週のお題「最近あった良いこと」NHKのBSで「ムーミン」を見た!
子供の頃、毎週テレビで見ていた(今BSでやっているのとは違うアニメだけど)。
今でもBSで見られることをDOAさんに教えてもらって、早速見た!
いや、懐かしかった〜
特に、「ヘムレンさん」が出てきた時には、
「うわっ、いたいた!ヘムレンさんっていたわ〜」と盛り上がってしまった。

大人になって見ても、いいアニメだなぁと思う。
なんというか、登場人物のキャラがそれぞれ濃くて、
人それぞれだなぁ(人ではなくて妖精だけど)、
でも、それぞれでいいんだなぁってしみじみ思えるアニメだと思う。
それぞれのキャラが駄目な部分もありながら生き生きと描かれているからだと思う。
若い頃、小説は無駄な部分があってまどろっこしいように思うこともあったが、
こういうアニメを見ると、「ありのままの自分でいいんですよ」なんて言葉より
ストーリーの方が説得力があるような気がしてくる。
子供の頃はそんなこと感じなかったけど。
それとも今のアニメの方がキャラが生き生きと描かれているのかな。
そういえば風景も今のアニメの方が美しい!
特にオープニングの絵が夢の世界って感じで。

ムーミンのガールフレンドが私の子供の頃は「ノンノン」だったのに、
「フローレン」になっていて、ノンノンとは別れたのかと不思議に思い、
ネットで調べてみると同一人物らしい。
ほかにも私が見ていたのと違う部分がいろいろあった。
一番驚いたのはスナフキンが妙にフレンドリーな人物になっていたこと。
私はやっぱり昔のスナフキン
冷めていて、ちょっと突き放す感じで、世捨人風で、陰気な感じのスナフキンが好きだ。
他の登場人物についてもネット情報をいろいろ読んでいくと、なかなか深いものがある。
私が知っていたムーミンって、ほんの一部にすぎなかったんだなぁ。
いつか原作を読みたい。