マドリードの夢

夢の話ばかり書くのもなんだかな〜と思って書かずにいたのだが、
今日、あの夢を見たのは、街で「エルグレコ展」のポスターを見かけたからだったんだと気付いたので書いておこうと思う。
通勤電車に乗っていると、見知らぬ男の人が、「いいPCバッグですね」と、
私のマンハッタンパッセージのPCバッグ(正確にはPC用ではないのだけど、軽くてコンパクトなので気に入っている)
を褒めてきた。
と思ったら、今度は自分のPCバッグ自慢を始めた。
PCパッグは結構好きなので、まあ悪い人じゃなさそうだし、とふむふむ聞いていると、
「この本、貸してあげますよ」と、一冊の本を置いて、電車を降りて行った(のだと思う。本をぱらぱらめくり初めて顔を上げた時にはもういなかった。)
それはスペインの風景を描いたような本だった。
そして、電車はいつしかスペインを走っていた。
ただ、夢の中の私にはそのことに違和感がない。
私はマドリードにある事務所に仕事に行くという設定に自然になっていた。
ところが、気付くと、見知らぬ駅を通り越している。
「ん?」と思うが、しばらくそのまま乗っていて、いよいよ乗り越したことを確信した。
降りた駅で偶然ドイツ人の知り合いに会い、その人の案内で反対方向の電車のホームへたどりつく。
そして無事に列車に乗り、もと来た方へと向かう。
しかし、そこでまたマドリードを過ぎて乗り越してしまう。
そんなことを何度か繰り返し、また、乗ろうとした電車に乗り遅れたりして、
いつまでたってもマドリードで降りることができず、絶望感で目が覚めた。
酔っ払ってる訳ではなく、居眠りをしている訳でもないのに、ただボーッとして乗り越してしまうということは学生時代によくあった。
最近はないんだけどなぁ。

20代半ばの頃に、初めての海外旅行でスペインに行った。
初めてのくせに無謀にも飛行機の切符だけ買って一人旅。
そのとき、マドリードプラド美術館に行った。
そこで見たエルグレコに打ちのめされた。
題名は忘れたが、ものすごく大きくて、色調は暗いのに強烈な光を放っている絵だった。
数日前にエルグレコ展のポスターを見た時、行きたいけど、行けそうにないなぁと思った寂しさが心の中に眠っていて、そんな夢を見せたのだと思う。
どうせなら、乗り越す夢とかでなく、もっと楽しくスペインを旅している夢だったら良かったのだけど、

再びシュールな夢

キリンの首に縄を付けて散歩させているのだが、
なかなか言うことを聞いてくれずあちこち引っ張ろうとする。
うん、と縄を持つ手に力を込めたら、
キリンの首がもげて頭がコロンと転がった。
すると職人さんが現れて、キリンの首に頭部をのせて、
コンコンコンとノミで打って繋げてくれた。
「あとは餌を食べてくれたら完全に繋がりますよ」
と笑いながら言われたところで目が覚めた。
うーん、いくら夢と言っても、こんな夢見ちゃうのってどうなんだろう。

なます

お正月に毎年簡単おせちを作っている。
だいたい毎年煮物となますと黒豆。
あとはお雑煮と買ってきたお刺身ですませる。
今年は年末まで慌ただしくて、31日にえいやって感じで、
京芋、京人参、コンニャクを煮て、紅茶豚となますを作った。
京人参は、今年は加熱と冷却を繰り返して味を染み込ませたので、まあまあの仕上がり。
しかし、なますで失敗した。
毎年インターネットレシピを見ながらなんとなく作っているのだが、
今年はなますというより浅漬けみたいになった。
選んだレシピが悪かったのか・・・と思ったが、
昨日、冷蔵庫に眠っていた残り物のなますを食べたところ、
美味しかった!!
そう言えば、なますは何日か前から漬け込んでおくんだったっけ。
料理が苦手なのに適当に作ってしまう強気な性格。
人間関係についても、強気でアバウトで居られたらもう少し楽かなぁ〜なんて。

初夢

初夢がいつの夢のことをいうのか、いろいろ説があるようだけど、
1月1日の夢とすると、今年の初夢はパソコンのファイルやパスワードを整理している夢だった。
しかもファイルを並べ変えたり、内容を少し変更したりするのと連動して、
現実にも変化が出る。
私は何か会社とか、そういう組織の中で働いていて、
そこでの人間関係も微妙に変化したりする。
その中でいろいろなやりとりやドラマが生じていたと思うのだけど、
細かいことは忘れてしまった。
組織の中で働く能力に限界を感じているからそんな夢をみたのかな。
去年の夏に見た茄子の夢が初夢だったら縁起が良かったのだけど。

さらに自信をなくしたかも

今週のお題「2012年、どんな年だった?」
ここ数年、自分を肯定できるようにならなければと思い続けてきたけれど、
今年はさらに自分の欠点が自分にクリアになってきた感じで、
ますます自信をなくし、肯定することからほど遠くなってきた。
どうやって生きていったら良いのかと悩む。
私の場合、自己啓発本みたいなのは性に合わない。
読んでいて何となく気が滅入ってくる。
いろいろいろいろ考えてきたけれど、
結局、座禅とかそういったもので何かを得るしか方法がないんだろうな
と想いながら道は果てしなく遠い。

逃げる夢

久しぶりに逃げる夢を見た。
たぶん何十年ぶりか。
いつ頃だったか忘れたが、時々見ていた夢。

切羽詰まって路地から路地を徒歩で逃げる。
これだけ曲がり角を曲がったら大丈夫だろうと、
物陰に隠れて息を潜める。
追ってくる敵は具体的な人物ではないことが多い。
ただ、追いつかれたら危険な目に遭うという焦燥感が夢全体を支配している。
今回もそんな感じだった。
その他にもいろいろ展開があったのだが忘れた。

別に現実において逃げなければいけない状況はない。
借金取りに追われているとか、そういうこともない。
たぶん、以前その夢を見ていた時もそういう状況ではなかったと思う。

私、大丈夫だろうか?

虎豆

今週のお題「クリスマス」
去年の今頃は、震災後の様々な想いが少し落ち着いてきて、
友人とクリスマスディナーに出かけたり、ちょっとクリスマス気分を味わった。
今年は逆にクリスマスという気分になれそうもない。
もっともクリスマスって気分だった時って殆どないのだけど。
という訳で、クリスマスとは全く関係のない虎豆を煮た。

虎豆は初めて!
ストーブの上に置いておいたら、煮すぎて柔らかくなり過ぎてしまったけど、
豆自体の上品な甘みと香りがとってもいい感じ。
あまーく煮た金時豆も好きだけど、上品な感じの虎豆がもっと好きになりそう。

煮る前の豆・・・虎っていうより半分がヒョウ柄って感じ!